活用事例
食品素材に含まれるポリフェノール成分の探索
食品素材に含まれるポリフェノールの機能性が注目されています。その主要な成分は茶カテキンや大豆イソフラボンなどのフラボノイド化合物です。これらは野菜や果物、薬用植物など様々な植物に存在していますが、その種類や蓄積量を正確に知ることは容易ではありません。その理由は、自然界に存在するフラボノイド化合物は数千種類も存在しているからです。
現在の技術ではサンプル中のフラボノイド化合物を一度の分析だけで同定できません。弊社では2段階に分けた方法を推奨しています。
先ず、弊社のメタボローム基本解析でサンプル中にフラボノイド化合物が含まれている可能性を調べます。この段階でフラボノイド化合物の種類がおおよそ推定できます。推定されたフラボノイド化合物を同定する方法として標準品を用いた成分分析の手順をご提案します。
次に、ご提案した分析を弊社を通して行うこともできますが、ご自身が保有される装置で分析したり、他社に分析依頼をされても構いません。
最先端のメタボローム技術を用いて精緻に成分分析を進めることにご興味のある方はお問い合わせください。メタボローム解析の専門家がお答えいたします。